オレオレ詐欺の手口にはどんなものがある？どんな対策が必要？

オレオレ詐欺の手口とは？

オレオレ詐欺の手口は、子供や孫を名乗ってお金を騙し取るというものです。

子供や孫を騙った詐欺師が、次のようなＳＯＳを電話で伝えてきます。

こんな理由でお金を求めてきたら要注意

オレオレ詐欺は、

「何とか助けてやりたい」

という親心につけこむ卑怯な詐欺の手口です。

オレオレ詐欺の手口には次のような特徴があります。

冷静に考えると、「なにかおかしいな？」と気づくことのできるものばかりです。

その電話オレオレ詐欺かも

このような特徴に当てはまる場合はオレオレ詐欺の手口である可能性大です。

一度だまされてしまうと、オレオレ詐欺の集団から、何度も標的にされてしまう可能性があります。

オレオレ詐欺手口への対策としては、上記に列挙した手口の特徴を、「事前に知っておくこと」が一つの予防策になります。

オレオレ詐欺の手口の特徴をあらかじめ知っておくことで、

これはオレオレ詐欺の手口にあてはまるのでは？

という疑いの視点を持つことができます。

また、日頃から、家族間で注意喚起し合っておくことも、オレオレ詐欺対策として大切なポイントです。

電話の相手が本当に子供や孫なのかどうか、今一度疑ってみることはオレオレ詐欺手口への対策の一つです。

「いつもと声が違うな？」

そう思ったら、インフルエンザや風邪のせいだと言い訳けする電話の相手を疑ってみましょう。

そして、子供や孫が以前から使っているあなたが知っている従来の電話番号に電話を掛けなおして確認しましょう。

おかしいと思ったら、一旦電話を切ってみる

お金を振り込んだり、お金を渡してしまう前に、そのひと手間をするだけで、オレオレ詐欺を未然に防ぐことができます。

詐欺師は、考えるスキを与えたくないので、

「今日中にお金が必要だから急いで欲しい」

「今日中にお金を用意できないと逮捕されてしまうんだ」

「今すぐお金を振り込まないと会社をクビになってしまうんだ」

といって、焦らせる（急がせる）のも特徴の一つです。

というのは、オレオレ詐欺のサインです。

自分一人で判断しない

ご家族や友人知人に相談してからでも遅すぎることは決してありません。

平成15年（2003年）7月25日、ヤミ金融対策法が成立し、闇金に対する罰則や融資規則が強化されました。

ヤミ金融対策法の成果があったからか、それ以降、闇金の被害はだんだんと減少していきます。

しかし、一方で、手口は巧妙化していき、オレオレ詐欺が流行りだしたのもこの頃だと言われています。

闇金を徹底的に取り締まろうとする当時の時代背景もあって、生き残りが厳しくなった闇金残党が、オレオレ詐欺を働く組織の始まりではないかと考える方もいるようです。